【代表会見】小川淳也代表 「新たな形態」へ向けて再起動
小川淳也代表は9月4日、国会内で定例記者会見を行い、(1)「新たな形態」(2)今後の連携の在り方(3)クラウドファンディング(4)3党合流協議を振り返って(5)日本の経済・財政政策――等について発言しました。
「新たな形態」について
小川代表は、中道改革勢力の結集について、「週明けにかけて一定の着地、結論に至れるよう全力を尽くしたい」と決意を述べました。現段階では、「新たな形態」について方向性を申し上げる段階ではないとしながらも、国会法の規定上、中道所属の現職議員が今後、立憲民主党・公明党の両党へ復帰することは可能との認識を示しました。また、分党方式については「法的正当性の観点、経済合理性の観点から持続可能な仕組みを検討する」との考えを明らかにしました。なお、落選した総支部長には個別にヒアリングを実施し、まとまって行動していくことが重要であると力を込めました。
今後の連携の在り方
衆院における旧公明党出身議員との政策面での協力について問われた小川代表は、先の衆院選において政策5本柱で信任を受けたことから、「新たな形態」においても安全保障や原発政策、雇用政策の視点については「考慮しなければならない要素だ」とし、継承する考えを示しました。
今後、立憲民主党と公明党との連携・協力関係については、第一に、お互いに引き続き協力・連携を進めていくこと、第二に、「政策には一定の幅があるからこそ最大公約数は必ずある」とし、安全保障に関しても意見集約することが可能であり、立憲民主党との政策の隔たりについて擦り合わせを行っていく方針であること、第三に、中道改革連合からの新たな形態への移行を円滑に進め、「健全な力の均衡、国会におけるバランスの改善」をもって巨大与党に対峙していく体制づくりに専念していくことを力説しました。
クラウドファンディングについて
クラウドファンディングについて、お寄せいただいた方に対し返還するかどうか検討しており、今後の使途内容も含めて寄付者の気持ちに沿う方向で整理していると説明しました。
3党合流協議を振り返って
3党合流を断念することとなった要因について記者から問われ、「労働者福祉と大衆福祉を掲げてきた政治勢力が、足並みを揃えて社会福祉を最大化しよう、平和を守ろうということに歴史的な意味がある」と述べる一方で、「長期的なプロジェクトであるものを、短期的な選挙のサイクルの中で議論していくことに難しさがあった」と振り返りました。
また、野党の多党化が進んでいる現状下において、今後は「成熟国家へのソフトランディングを目指す。そうした政治勢力は必ずこの日本に必要である」と述べ、先に公表している「競争力ある福祉国家」ビジョンの政策の具現化に努めていく責務が自身にはあると力説しました。
日本の経済・財政政策
米国のベッセント財務長官が、日本の経済・財政政策におけるリフレ政策を止めるべきとの趣旨の発言をしたことについて、小川代表は、米国からの意見に流されることなく、財政・金融政策を柔軟に判断すべきだと力説。その上で、「財政赤字、経済の低迷、その背景にある人口減・少子高齢化、社会保障に対する信頼、こうした構造問題が横たわった上での金融政策であり、トータルで考えていく」との見解を示しました。