【代表会見】補正予算審議で「物価高に苦しむ生活者・生産者サイドへの明確なメッセージとなるような実効性ある経済論戦を展開する」 小川代表が論戦へ意気込み

 小川淳也代表は5月29日、国会内で定例記者会見を行い、(1)来週の補正予算審議(2)3党合流発言(3)皇族数確保の与党素案への受け止め(4)人口減少への危機感と国家ビジョン――等について発言しました。

補正予算審議に自ら登板、総理に説明責任求める

 小川代表は冒頭、来週に補正予算の審議が行われることが決定した合意を受け、自身が質問者として「バッターに立つ」との意向を表明しました。審議日程が衆参各1日ずつとなったことについて「苦渋の選択であり、やむを得ないものとして受け止めた」としつつも、限定的な時間の中で総理の説明責任を厳しくただしていく姿勢を強調。党首討論で先回りして釘を刺していた「安易な予備費の積み上げの妥当性」や「赤字国債への依存度」など、物価高に苦しむ生活者・生産者サイドへの明確なメッセージとなるような実効性ある経済論戦を展開すると語りました。

3党連携を巡る不用意な発言を猛省、各党へ陳謝

 5月27日の政治評論家との対談で、立憲民主党の姿勢を「腰が引けている」と表現したことや、2党の先行合流の可能性に触れた報道について言及しました。小川代表は「価値判断を含む極めて不適切な言葉選びであった」と痛切に反省し、当日のうちに立憲民主党の水岡代表へ電話で謝罪し、幹事長や政調会長にも直接お詫びしたことを明かしました。「2党先行合流」についても、あくまで理論的な頭の体操をしたに過ぎず、現実には極めて慎重であるべきだとの認識を示しました。抱える事情や温度差を互いに受け止めつつ、丁寧なコミュニケーションで信頼回復に努める考えです。

皇族数確保の素案を評価、今後の手続きを注視

 皇族数確保に向け、女性皇族の婚姻後の身分保持と旧宮家の男系男子の養子縁組の2案を妥当とする素案が報じられたことについて質問を受けました。小川代表は「両論点とも極めて重要であり、一定、わが党の整理を受け止めていただいたものである」との認識を表明。今後の党内手続きについては、政府案の提出タイミングや議長・副議長案が具体化する状況を見極める必要があるとし、法案審査のスタイルを取るか本部での検討を進めるかを含め、具体的な内容が出た段階で役員会を中心に議論を進めていく方針を示しました。

人口減少に強い危機感、国家ビジョン策定へ決意

 国勢調査の速報値で総人口が過去最大の約309万人減少したことについて、傾向がより鮮明かつ深刻になっているとの受け止めを示しました。これまでの政治が金融緩和や財政出動でこの問題から目をそらし、無策を続けてきた結果だと指摘。現在策定を進めている「小川ビジョン」において、この激しい人口減少下での地域経済の維持や社会保障制度の持続可能なリフォーム、さらに価値が半減した円と食料・エネルギーの国産化といった課題をトータルに解決するためのビジョンを具体化していく決意を述べました。

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