【代表会見】小川代表「未来志向の改革議論をリードしたい」と表明

 小川淳也代表は3月13日、定例の記者会見を国会内で開き、(1)政府・与党による強硬な国会運営(2)中東情勢への認識(3)代表就任から1カ月にあたって――等について発言しました。

■政府・与党による強硬な国会運営

 小川代表は冒頭、衆院での予算審議をめぐり、政府・与党が同日強硬的に質疑を打ち切り採決に進もうとしていることについて、「極めて乱暴な国会審議進行だ」と抗議の意を表明。「高市総理の意向が働いてのことだと受け止めているが、総理の以降に抗ってでも国会の歴史と伝統、文化を大事にしてほしかった。改めて予算委員長の責任をしっかりといたい」と述べました。

■イラン大使との面談

 12日にペイマン・セアダット駐日イラン大使と党本部で面談したことに触れ、最高指導者を含めて多くの犠牲が出ていることに対してお見舞いと哀悼の意を伝えたと説明。中東情勢の緊張が拡大することへの懸念を示し、「戦線の拡大の抑止、対話による外交的解決を求めた」と述べました。また、ホルムズ海峡周辺が世界のエネルギー輸送の要衝であることを踏まえ、安定的環境への貢献を求めたことも明かしました。

■代表就任から1カ月

 小川代表は、この日で代表就任から1カ月を迎えたことに、「まだ1カ月しか経っていないのかと思うほど、2年分、3年分の仕事をしたような感覚だ」とコメント。党内融和、若手や男女比のバランスを考えた上での党の体制づくり、国会での代表質問、予算委員会対応などに力を注いできたと振り返りました。衆院での予算審議が一段落した後には「これまでの『やらなければならないこと』に加え、『やりたいこと』に取り組みたい」と語り、将来の社会像や国家ビジョンを党として議論し、発信していく考えを表明。今後数カ月の取り組みとして、まず国家ビジョンや社会像の議論に力を注ぎ、その後、国会改革の具体的な提案へとつなげていきたいとの考えを示しました。特に国会改革をめぐっては、閣僚出席のあり方や自由討議の拡充、党議拘束のあり方など国会審議のあり方の見直しも検討したいと述べ、「どのような国会のルールにすれば審議がより充実するのか。来志向の改革議論をしっかりリードしていきたい」と力を込めました。

■社会保障国民会議への対応

 社会保障国民会議への参加については、給付付き税額控除の議論には貢献したいとの考えを示す一方、政府・与党との一定の信頼関係がなければ参加の環境が整わないとあらためて指摘。参院の予算審議の状況などを見極めながら、立憲民主党、公明党と3党で歩調を整えたいと述べました。


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