【代表談話】終戦記念日にあたって

【代表談話】終戦記念日にあたって

中道改革連合代表 小川淳也

 この日を迎えるにあたり、先の大戦で命を落とされた軍人・軍属そして無辜の市民を含む三百万余の犠牲者に哀悼の誠を捧げます。また、わが国が多くの国に与えた侵略と植民地支配による被害と苦痛を深く反省し、アジアをはじめとする諸国の犠牲者に心からの哀悼の意を表します。

 終戦から81年の月日が流れた現在、国際情勢は再び不安定になりつつあります。核保有国による国際法や国連憲章に違反する武力の行使が世界各地で行われ、核兵器の使用を示唆する発言もなされています。また、世界では、過度な保護主義、民族主義による、分断が進んでいます。経済的な圧力を通じて、人々の暮らしが脅かされ、国内外での貧富の差が拡大し、先の大戦の反省のもと構築された法に基づく国際秩序、国際協調主義の根幹が揺らいできています。

 中道改革連合は、対立を煽り、分断を深める政治ではなく、対立点を見極め、合意形成を積み重ね、相互理解を進め、多様性を認め合い、様々な課題を国際協調と対話により解決していく、中道政治が真の平和と繁栄への道だと確信しています。

 我が国においても、政府はわずか数年で防衛費を倍増し、防衛装備移転三原則を見直して殺傷能力のある武器の輸出を原則解禁するなど、安全保障政策を大きく転換させました。さらに、安保三文書の改定に向けて、非核三原則の見直しを主張する動きも出てきました。我々は平和主義を掲げる憲法に基づき、厳格に専守防衛に則った安全保障政策を推進し、唯一の戦争被爆国の矜持として、非核三原則を将来にわたり堅持していきます。

 中道改革連合は、終戦記念日にあたり、不戦の誓いを新たにし、戦後、先人たちが積み重ねてきた平和国家としての歩みを続け、積極的な対話と平和外交を一層強化することで、国際秩序を守り、世界の平和と繁栄に貢献していくことをお誓いいたします。

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