【幹事長会見】予算案の採決方針は「前代未聞の暴挙」 クラウドファンディング実施も発表 階幹事長
階猛幹事長は3月3日、定例の記者会見を国会内で開き、(1)衆院惜敗者支援とクラウドファンディング(2)衆院予算委員会の運営(3)社会保障国民会議への対応――等の点について発言がありました。
■衆院惜敗者支援とクラウドファンディングの実施
先週行われた衆院選惜敗者へのヒアリングの状況を報告しました。中道改革連合、立憲民主党、公明党の3党の協力体制や合流については「丁寧に環境づくりをやっていく」とし、並行して惜敗者への支援策を急ぐ方針を明らかにしました。
その一環として、党独自のクラウドファンディングを3月上旬から中旬を目途に開始すると発表しました。目標金額は年内1億円に設定し、寄付金は主に総支部長の活動費や惜敗者への支援に充当する計画とし、「他党の実績も参考にしながら、多くの方に応援いただけるよう工夫していきたい」と述べました。
■衆議院予算委員会の運営
与党側が地方公聴会の実施と委員長職権による採決を決定したことについて、階幹事長は「前代未聞の考えられない暴挙だ」と強く批判しました。
野党側は暫定予算による対応も提案し、建設的な審議を求めてきたと説明。過去の予算編成の前例を挙げ、「日切れ法案や暫定予算を前提に、本予算について必要な審議を行うのが国会の慣例だ」と指摘しました。また、国際情勢や物価高、社会保障といった重要テーマの集中審議が行われないまま通過させることは「大事な機会を奪う合理的理由がない」と述べ、同日夕方の野党国対委員長会談を経て次の一手を検討する考えを示しました。
■社会保障国民会議への対応
政府が設置する社会保障国民会議への参加をめぐっては、階幹事長は「給付付き税額控除」については参加の環境が整いつつあるとの認識を示しました。
一方で、消費税減税の議論については「野党への責任転嫁の口実にされないか慎重な判断が必要だ」と述べました。国会運営で強硬な姿勢を見せる与党に対し、「野党と議論したいのか真意が見えない」と苦言を呈しつつ、今後の環境整備を見極めて最終的な対応を判断する姿勢を示しました。
■記者会見の動画はこちらからご覧ください