【衆参野党国対委員長会談】「国会は政府の下請け機関ではない」重徳国対委員長、本予算の徹底審議と暫定予算の編成を要求

 中道改革連合などの衆参野党国会対策委員長は3月3日夕、国会内で会談し、終了後に共同記者会見を行いました。重徳和彦国対委員長は、与党側から示された極めて短期間での予算案の衆院通過方針に強く抗議するとともに、今後の対応について野党間で合意した2項目を発表しました。

 重徳委員長は冒頭、前日の衆院予算委員会理事会において、与党側から「あと10日程度で事実上審議を終了し、予算を衆院を通過させる」旨の提案が行われたことを明かしました。この方針に対し、「議会政治においてこれまでありえなかった、悪しき前例になりうる」と厳しく批判。極めて異例となる衆参両院の野党国対委員長会談を開催し、現状の危機感を共有したと述べました。

 その上で、野党国対委員長間で合意した以下の2点について報告しました。

1. 衆参両院の正副議長への申し入れ
 国会は国民から負託された「熟議の場」であり、「政府の下請け機関ではない」と強調。衆参両院において、しっかりとした予算審議の時間を確保するよう、それぞれの議長および副議長に対して申し入れを行うことを確認しました。

2. 暫定予算の編成を提案し、その年度内成立に協力
 今年1月の異例の衆院解散により、予算審議の時間が極めて限られている現状を指摘したうえで、国民生活に悪影響を与えないよう、年度内に必要な予算については政府に「暫定予算」の提出を提案すると表明。暫定予算の年度内成立には野党として協力する姿勢を示す一方で、122兆円に上る本予算(国民の税金の使い方)については、しっかりとした熟議を行うべきだと訴えました。

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