総括文書ゴールデンウイーク前後取りまとめに向け「惜敗者ヒアリング」をスタート

 中道改革連合は2月28日、党本部で先の衆院選挙での惜敗者を対象としたヒアリングをオンラインで実施しました。170人が参加し、のべ36人が発言しました。司会進行は、組織委員長・役員室長の渡辺創衆院議員が務めました。

 冒頭であいさつに立った小川淳也代表は「かつてない厳しい戦いだった。皆さまの胸中にさまざまな思い、考えがあると拝察します。今後に生かすための前向きな議論として、執行部を挙げてしっかり受け止めたいと思っている。前に進むための極めて必要で、大切な作業であり、忌憚(きたん)のない意見表明をお願いする」と呼びかけました。また、ヒアリングに先立ち、67人から書面でさまざまな角度から意見が寄せられていることも明らかにしました。

 ヒアリングでは、野田佳彦、斉藤鉄夫両前共同代表から経緯説明等が行われた後、自由討議が行われました。

 終了後、階猛幹事長は記者団に対し、ヒアリングで示された主な意見として、次の点を列挙しました。「公明党の皆さんへの感謝の声が、ほぼ全員から寄せられた」「中道という理念や方向性は肯定しつつも、戦略としてどうだったのか、一緒の党になるのがどうだったのかという声があった」「比例名簿のあり方について、疑問や不満の声があった」「総支部長支援の開始時期についての質問には、政党交付金が入るのが4月になるため、しばらく待ってほしいと回答した」「選挙協力にとどめるべきではなかったかという意見に対しては、両前共同代表から、いろいろな方策を検討する中で一緒の党になることがベストな方法だと結論づけたとの説明があった」「過渡的なやり方として一旦立憲に席を置くという提案はあったが、合流自体を完璧にダメだと言う意見は一人だったと思う」「離党というよりは現在は、組織も整っていないので、むしろ立憲に席を置いた方が日常活動はしやすいので、将来中道でまとまるためにも今はという感じの前向きな提案があった」「マーケティングやSNS戦略、女性をひきつける政策をもっとやるべきだったという意見があった」「もともと女性支持者が比較的多かった立憲民主党に比べ、急きょ立ち上がった中道では女性支持が離れた印象があり、その回復が今後の課題だとの声があった」。

 階幹事長は「今日はいわばキックオフで、今後は定量的な分析も含め、総括文書の叩き台を作る作業を進める。それが整ってきた時点で、執行部で手分けして各地域で少人数のディスカッションを行い、最終的な総括文書をまとる。特段の事情がある場合には、グループではなく個別にヒアリングをすることも考えている」と述べ、ゴールデンウイーク前後をめどに総括文書をまとめる予定だと今後の日程感を説明しました。

 さらに階幹事長は「本当に今日は行ってよかったと思う。そもそも中道を立ち上げたことに対する不満や批判が出てくるかと思ったが、建設的な意見が多かったので、れからの総括や今後の党運営に活かせる内容が数多くあった。有益なヒアリングだったと思っている」と語りました。

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