【記者会見】大勢判明を受け野田、斉藤両共同代表が記者会見「痛恨の極み」

 野田佳彦、斉藤鉄男両共同代表は、衆院選挙の大勢が判明したことを受け、2月9日未明、東京都内で記者会見を開きました。

 冒頭、「今回の選挙の受け止めと、これからの国会論戦にどう臨むか」との質問に対し、野田共同代表は「結果について厳粛に、謙虚に受け止めたい。まだ大勢が判明しているわけではないが、すでに長年にわたり苦楽を共にしてきた同志が落選したり、将来有望だと思っていた若手も届かなかったり、まさに痛恨の極みだ。これを踏まえて(9日の)役員会等でこれからの在り方について議論し、国会に臨んでいかなければいけない」、斉藤共同代表は「中道の旗のもとに結集してきた同志の多くが落選し痛恨の極みだ。これからしっかり自民党が圧勝する状況のなかで、私たち中道の役割はますます大きくなってくると思う。しっかり国会論戦等で日本の政治が間違った方向にいかないように頑張っていかなければならない。その体制をどう作っていくか、明日(9日)からスタートしたい」とそれぞれ発言しました。

 改選前から大幅議席減となった敗因を問われると、野田共同代表は、新党を作る動きは昨年秋から始めていたとした上で、通常国会の召集日に解散をする事態までは想像していなかったとして、その分コアな支持層への説明等が十分できないまま押し込まれたと振り返り、「それでも説明をしながら危機感を共有する人たちが『平和国家への道筋をこれからもたどっていかなければいけない』あるいは『国が豊かになっても生活者が不安を感じている、不遇であることは正していかなければいけない』という趣旨の発言については、街頭の場所等ではご理解いただいているという実感があった。ただ、この2日ほど、何とも言えない独特の時代の空気に押し戻されてしまった。短い16日間で、(政府・与党と)どこに違いがあるのか、われわれの考え方について、もっと濃厚な政策論争を展開できればよかったが、残念ながらそういう機会を失った中で、いわゆる独特の空気、何とも言えない空気によって大きく結果が左右された。それも1つの戦略だったとするなら、その意味では与党に敗北したと思う」と述べました。

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 斉藤共同代表は「今回中道のかたまりを作ること自体は、日本の政治家としてやるべきことで、その方向性は間違っていないと思う。これがスタートしたので、最初は小さなかたまりかもしれないが、しっかり拡大していくことが必要だ」と意義を強調。「それにしても理念、政策を訴えていく時間が足りなかった」と続け、悔しさをにじませました。

 厳しい結果の大勢が判明したことを踏まえた責任の取り方について問われると、野田共同代表、斉藤共同代表ともに自身の責任に触れた上で、9日の役員会で話す旨を述べました。

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 こうした結果のなかであらためて中道を進めていくことの意義については、野田共同代表は「分断と対立の時代で、分断ではなく協調、対立ではなく対話というのはグローバルなレベルでも必要な政治の在り方。今回は力及ばずという結果になったが、与党が非常に大きな政治勢力になるので、逆にもう1つの姿勢を持った政治勢力は必要になると思う。灯した種火をしっかり守っていく」と強調。斉藤共同代表は、全国を回るなかで多くの方に中道改革連合の理念、政策について理解を得た実感があったと手応えを示し、「そういう民意も厳然とあり、大きく育てていかなければいけないと確信している。灯を大きくするように頑張っていく」と述べました。

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